2012年9月15日土曜日

「木村敏晴氏×和気 優氏と語らう「農業×若者×日本再生的な飲み会」in下北沢」




「農業」をテーマに今後の日本の農業のロールモデルともなるべく奮闘している木村氏、和気氏と「農業×若者×日本再生的な飲み会」を開催いたしました。

【詳細】
-日時 2012年9月14日(金) 19:00~22:00程
-場所 『農民カフェ/農民酒場』 
    東京都世田谷区北沢2-27-8 農GARDEN
    http://livemedia.co.jp/wwc/nong/about_garden.html
-会費 5000円




木村敏晴氏
合同会社コロボックル代表
「新しいタイプの兼業農家のモデルになりたい」
ベイン・アンド・カンパニーで経営コンサルタント、ワタミで取締役最高財務責任者というキャリアを持つ木村さんはそう語る。木村さんはワタミ時代、農業生産法人「ワタミファーム」 の社長を勤めた経験もあり、農業界の閉塞ぶりを目の当たりにしてきた。
兼業も含め多すぎる農家、価格決定権を握っている大手スーパー。この仕組みのままでは、どうやっても儲かる産業になりえないとわかっていながらも、長野県軽井沢で就農。ニンニクやセロリを栽培し、スーパーや宅配販売業者に出荷している。
今、木村さんは、長野のコメ農家と組んで、インドネシアで日本米を作る大プロジェクトに取り組んでいる。インドネシアと日本のコスト差を利用しつつ、メード・バイ・ジャパニーズを売りにブランド化するのが狙い。100ヘクタールほどでの大規模生産を考えており、今年の冬にテスト生産を這いめるために、ジャワ島やバリ島で土地選定中。



和気 優氏
下北沢農民カフェのオーナーであり、作詞、作曲家

千葉県流山に無農薬水田を保有。流山の水田は農業、稲作に興味のある人々に農業体験をさせるワークショップの場にもなっており、毎年田植え、雑草取り、収穫祭のイベントを開催し、多くの若者も参加している。近年では、農地付きの古民家を買い取ることで、食事ができ、農業体験施設を併設した宿泊もできる農民カフェを日本各地に展開中。

また、2011年の東日本大震災で被災した方々を助けるため、東北復興支援活動にも力を入れており、陸前高田の被災農家の方々の移住、移農サポートや、「下北沢あおぞらマルシェ」という、福島で放射能汚染野菜の風評被害と闘う農家さんを主役とした地域マルシェを、春夏秋冬、ワンシーズン毎に開催。現在は、農民カフェで扱う野菜の安全基準を元に、農民カフェ独自の規格設定(一般例;有機JAS規格等)も目指し奮闘中。

農民カフェのページ: http://livemedia.co.jp/wwc/nong/nong_minkafe.html

和気優氏の紹介ページ: http://www.you-waki.com/

2012年5月14日月曜日

【SFP・LRJ共催】英語のプレゼンテーションワークショップ


6/2(土)と6/16(土)の午後5時から、英語のプレゼンテーションに関してのワークショップを開催します。
【日時】 6/2(土)と6/16(土)の午後5時~8時
【場所】 LAB-CAFE: 文京区本郷 4-1-3 昭和本郷ビル7階
【応募】 ご参加を希望の方はこちらのリンクよりご応募下さい:

【6/2(土)第1回 英語のプレゼン・ワークショップ アウトライン】

•講師による7分間英語プレゼンテーション
•皆さんとのプレゼンテーションのポイント共有 (ワークショップ形式)
•講師による英語における発音のコツ講座
•次回セッションでのプレゼンテーション希望者(5人くらい)募集


【6/16(土)第2回 英語のプレゼン・ワークショップ アウトライン】

•プレゼンテーション(各自5分~10分×5人)
•各プレゼンテーション者への、フィードバックの共有(10分くらい×5人)
•皆さんの英語でのプレゼン及び英語学習での悩み共有


参加をご希望の方は、お早めにご応募下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

2012年5月2日水曜日

「成城石井」創業者、石井良明氏講演会のお知らせ


<<2012年第1回 SFP ディスカッション勉強会企画>>

~「SUPERMARKET成城石井」創業者 石井 良明 氏
と語るベンチャー起業と街づくりのこれからと今後~

“一目置かれる日本”づくりを目指す 公共変革のための若手リーダーズネットワーク SFPは、
5/13(日)に本郷で成城石井 創業者 石井良明氏をお招きして、ベンチャー起業の「いま」と「これから」をディスカッションするセッションを設けます。
定員15名ですので、大至急お申し込み下さい!
皆様のご参加お待ちしております。


~概要~
◇日時:2012年5月13日(日)16:00~18:00 (その後懇親会あり)
◇受付開始:15:45
◇場所:Lab-café / http://lab-cafe.net/site/access.html
               *本郷三丁目駅出てすぐ!
◇参加費:¥  1,000 - /お一方
◇参加申し込み:
(参加フォーム)
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dFRkamUwVzlPdHVOVmNndTVmVzZ1TXc6MQ


~プログラム~
Ⅰ.第1部 石井氏講演
成城石井創業者 石井良明氏の軌跡
~「起業」とは?「成城石井」経営における街づくり・ブランド戦略、時代の流れを読むことの大切さ~
石井氏から若い世代へのメッセージを授かります!

Ⅱ.第2部グループ・ディスカッション(3-4名 1チーム)
~自分自身の「これまで」と「今後のあるべき姿」/今この時代に自分に必要なこと、やるべきこととは?




2011年6月20日月曜日

被災地支援 私たちには何ができるのか?

みなさま、

こんばんは。
被災地支援のためのミーティング、お疲れ様でした。
O本さん、F村さん、M岡さん、T岡さん、T下くん、A木くん、S井さん、S田の8名+ラボカフェのオーナーS本さん、という顔ぶれでした。

最初に被災地支援について、それぞれ関わっていることを共有していただいたのですが、皆さん、本当に色々と積極的に取り組まれていて、凄いな、と思いました。

O本さんは福島の災害対策本部に入ったり、復興支援のための資金のあり方を模索したり、S本さんは被災地に何度も足を運びヒアリングを重ねられ、東京のラボカフェで東京と被災地の方々を結びつける活動、谷岡さんは震災直後、現地対策本部での活動や、ボランティアで伝統工芸やスポーツを通じて現地の雇用を創出しようという試みをされていたり、T下くんは政経塾生として宮城の県知事や現地出身の政経塾生らと一緒に活動をされていたり、S井さんは被災地支援政策や防災対策についてのインターネット情報配信サイトをプロデュースしていたり、A木くんは人と人を個人レベルで結びつけ支援活動がより活発化するためのカタリスト的役割をしていたり、F村さんはこれまでの地域プロデューサーとしてのご経験と人脈を活かして潤沢な資金源を持つ中小企業(飲食店)の社長と組んで現地でビジネスの仕組みを創出されようとしたり、ビジネスマッチングの仕組みを構想したり、と皆さん、本腰入れてサステイナブルな復興支援のためのスキームづくりに尽力されています。


ミーティング内容としては、O本さんから福島の、想像を超える深刻さを呈する被災実情報告と政府として何ができるのかという模索についての問題提起、F村さんの被災地支援マッチング構想、そして、どのように外部は支援できるか?ということをテーマとしたディスカッション、と大変盛り上がりました。

ディスカッションでは、

・福島の実情は放射能汚染がかなり深刻であるがゆえに「福島の問題とそれ以外の被災地の問題とは分けて考えるべきかもしれない」とした上で、

・復興のためには、「首長や現地から出たリーダーによるリーダーシップが、迅速な復興対策をする上で必要とされている」という意見や、「しかしながら、行政や地方の既存ポリティクスを介したリーダーシップを期待するのは現実的には難しいから、パイロットケースとして成功事例を積み上げ、現地の人たちのイイネという実感を作って、じわりじわりと復興を仕掛けて行くことが大事なのではないか」という意見も出ました。

興味深かったのは、参加者が共有している感覚として、「地震云々の前に、リーダーシップや決断の問題はそもそも日本全体に横たわる問題であり、また、その他の社会システムが機能していなかったのも、地震以前から東北では問題にされていた。この地震被災をきっかけとして、日本中、世界中の、持てる知恵を活かして復興支援に協力したいと考える研究者や知識人たちがスタンバイしている。彼らの力を利用してバリューアップを図れるまたとないチャンスとなり得るかもしれない。」と考えていることでした。世界中が注目してくれているうちに、現地の人たちも国内外のリソースを十分に巻き込み、一つでも二つでも成功事例が生まれるようになると良いのではないでしょうか。

そのためには何が必要で、私たちは何ができるのでしょうか?皆さん、各自の持ち場で考えて、行動していただけると、もしかすると、何かが動くのかもしれません。

次回はそれぞれ関わっている復興支援活動の現状報告をテーマにミーティングが開催されるといいね、という話もでました。ぜひやりましょう。


ラボカフェという場所も、かなり良かったですね。またラボカフェでミーティングしたいです。

とりいそぎ、
ご報告まで。


2011年4月30日土曜日

4月定例会報告【写真編】




4月の定例会が開催されました。

◆2011年4月定例会(第13回SFP定例会)
日時: 4月30日(土) 15:00~18:00
場所: 藤沢市
テーマ:
1. 元環境副大臣と語るエネルギー政策
2. 政治家のあるべき姿
3. 被災地支援の現状レポート

~定例会の様子です~




2011年4月18日月曜日

3月定例会

当日はたくさんの議論をいたしましたが、以下抜粋して記載します。

○東北関東大震災について
情報…政府やメディアの情報はどこまで信頼可能なのか(海外メディアの発信情報と併せてチェックする必要がある)。
ボランティア…自分たちには何ができるだろう。安易に“ボランティア”といって、被災地の方の迷惑になるようなことは良くない。
原発…東電の企業文化が問題対応に直接表れている。現時点での問題がひと段落ついたとしても、使用済燃料棒の冷却には相当の年月が必要となる。長期的な取り組みが必要となるが、東電も政府もビジョンを描けているのだろうか。
エネルギー政策…太陽光発電といった自然エネルギーは、本当に日本の電力需要を賄うエネルギーを生み出すことはできないのだろうか。電力を貯める電池の開発も必要ではないか。

○櫻井発表1
地方自治体が抱える行政課題や地域課題の解決にあたり、ICT(情報通信技術)活用推進のための自治体間ネットワークの構築や共同の事業展開に取り組むことを目的とした活動を、慶応大学SFCが中心となって始めている。従来、国の予算を活用し各地域で「実証実験」を行う形でICT利活用に関する先進事例が作られてきた。こういった機会は非常に重要であるが、一方で、国の予算期間(年度決算)に併せた実証実験は継続性に問題があり、実験後に他地域での広がりがなくワンショットで終わってしまうケースも多々見受けられた。また、高度情報通信インフラだけ整備され、そのインフラを「どのように」活用したら良いのか頭を悩ませている自治体も少なくない。特に人口規模の小さい自治体ほどこのような傾向が顕著である。
こういったトップダウンのICT政策ではなく、真に市民の役に立つようなICT利活用の方策を、地方自治体を主体としたボトムアップ型で実践したいというのが本活動の趣旨となる。
具体的な活動はこれからであるが、自治体間の横のネットワーク(情報共有)の構築と、地域課題の解決にできる限り民間の力を活用するための土台作りが当面の活動目標である。

参加メンバーからは、「具体的にどのような情報が自治体間でつながれば良いのか明確にする必要がある」「自治体間の情報共有は、実際には行われているのではないか」「大学という信頼性の高い土台の上で、いかに価値創造できるかが活動の鍵になる」といった意見をいただきました。

○櫻井発表2
ミャンマー―日本間の人材交流についてのアイデアを共有。この活動の資金源としてミャンマーの伝統工芸品を活用できないかと考えており、その商品を持参しメンバーの意見をいただきました。メンバーの一貫した意見は、「マーケティングが重要になる」ということで、具体的な販路について意見をいただきました。
こちらの活動は随時SFP内でもご意見いただければと思っています。


2011年3月27日日曜日

3月定例会報告

この春修士課程の学位を取った櫻井さんが、修士研究の発表をしてくれました。
詳細は、後日本人が投稿してくれます!
取り急ぎ、3月定例会報告まで。


~その後のコメント~


櫻井さんの発表は素晴らしく、少人数でしたが飲み会も含めて5時間以上も熱い議論が出来て今日も感化されて帰ってきました。
話題も大震災、自治体ネットワーク、ミャンマー、エネルギー政策、年金制度、官庁の情報公開制度、ニコ動、新しい民主主義、若者の政治参加、教育論、人生相談等多岐に渡りましたね。他にもたくさんあった気がします。

この中でも本当に大震災関連の話は緊急かつ非常に重要な問題で、議論が尽きない話だということを改めて実感しました。
これから日本のために何ができるか、被災者のためにどういう活動をすべきか、エネルギーをどうすべきか、SFPでも今後継続してディスカッションしていきたいと考えています。

4月の発表はまだ特に決まっておりませんが、発表されたい方がいれば挙手の程宜しくお願いいたします!
取り急ぎ感想まで。

(ま)

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昨日はお疲れさまでした。
自分の活動に、みんなから具体的なフィードバックをいただけて、大変ありがたかったです!ありがとうございます。
今後もアドバイスお願いしまする。
議論も非常に楽しかったです☆

(ちょろっと昨日の続き・・)
日々溢れる情報の中にいると、どうしてもすぐ頭で「考えて」しまうクセがついて、心で「感じる」ことができなくなっているように思います。
でも自分の進む方向とか、節目の意思決定では、頭ではなく心を使うことはとても大事と思っています。

ミャンマーは、頭でっかちになりがちな自分を自然なバランスに戻してくれる、大切な場所です。
それでいて、昨日も話題に出ていたような国の形とか、幸せ、お金の価値など、多くのことを考えさせてくれる国でもあります。
私自身はミャンマーに何度か行って、最近やっと頭で考えていない自分に気付いてきた感じです。