About us ~SFPとは~

「一目置かれる日本」をつくろう!
公共変革のための若手リーダーズネットワーク

~「新しい公共」に向かって~


●● SFP立ち上げ理由 ●●
志も高く、優秀な若者たちが社会人になるとあっという間に死んだ魚ような目になって「社会とはこういうものだ。君も社会人になれば今に分かるよ。若いね、学生は。」と語る姿。「なんて人材を無駄にする社会なんだ?グローバル時代、こんな社会・国で国際社会で通用するはずがない」。

園田(SFP代表)は2006年夏に待山等とともにHPAIR(ハーバード・アジア国際学生会議)に参加しました。このプログラムを通して出会った他国の学生たちは、その国のエリートの卵たちばかりでした。彼らには圧倒されるほどに勢いがあり、自信があり、やる気に満ち溢れ、勢いのままにガツガツと勉強と実践に励んでいました。一方、日本社会を振り返ってみると、東大や慶應といったいわゆる良い学校に通っている学生でも、将来に不安を覚え、自信がなく、それゆえに素直に努力や挑戦ができない病理が蔓延しているように思えました。対照的な若者の姿を観て「これはやばい」と思いました。その経験がきっかけとなって、「何かいい方法がないだろうか」、と探る日々が3年ほど続き、「多様な分野で社会に影響を与えていく若者がのびのびと考えを深め、発信し、議論する場所をつくることで、ソーシャルイノベーションの基盤ができるのではないか」、という仮説を持つようになりました。仮説を実証するために、SFPを立ち上げました―SFPはちょっとした社会実験です。2009年9月に、待山くんをはじめこれまで出会った志の高く、優秀な面白い友人たちに声をかけ、お集まりいただきSFPは発足しました。



●● SFPによるソーシャルイノベーションモデル ●●
SFPは発想の転換の場所です。

これまでPublicミッションを達成するためには公務員になるしかない、という認識がまかり通っていました。しかし、企業も大学も社会的に意義があるからこそ存在しているのであり、実は、どこの組織や立場にいても、個人がPublicミッションを達成する=ソーシャルイノベーションを仕掛けていくことは可能なのではないでしょうか?

SFPのメンバーは、政官財学・第三セクターどのセクターにいようとも、自分の立場や所属組織のリソースを有効活用するという視点に立ち、Publicミッションに貢献していきたいと考えている人々です。個人が組織に飲み込まれるのではなく、組織の新しい文化を創出し、業界の新しい文化を創出し、そして社会に対してインパクトのあるイノベーションを起こしていく。それがSFPが理想とするソーシャルイノベーションモデルです。


●● SFPのミッション ●●
SFPのミッションとは、各業界で活躍するSFPメンバーが同時多発的にソーシャルイノベーションを起こすことによって、世界のなかで“一目置かれる”日本を作っていくことです。

成熟した社会を実現した先進国は、これから未曾有の高齢社会に突入します。他方で、グローバル化はとどまることを知らず、容赦ない経済的な変動を突き付けてきます。しかし、新興国の経済成長のスピードは速く国家的な成熟が追いつかないので、瓦解の可能性を常にはらんでいることも無視できません。


日本は先進国の抱える社会課題を先取りして抱えており、かつ、新興国が手にすることは難しい成熟した社会をもっています。今のうちから、ソフトランディングする成熟社会を構想することによって、30年後、一目置かれる存在として世界に価値を発信できるようになるのではないかと思うのです。



●● SFPの活動内容 ●●
①月1回の定例会とMLでの情報交換
②アントレプレナーシップやシステムシンキング、英語ディスカッション等の研修会の実施
③講演会の実施
④分科会活動

志ある若手の皆さん、一目置かれる日本を一緒につくっていきませんか?

ご参加をお待ちしております。

SFP代表 園田